「政治を語り合い、自由な意見表明」の場所のために行うべきこと

元シールズメンバーが主体となって作る団体は「大学生や子育て世代を含む幅広い世代が政治を語り合う場所」「抗議活動にこだわらず、自由な意見表明に力点を置く」と主張するのであれば、まずは日本共産党だけでなく、その他革新派や自身のスタンスとは無縁の人物や反対の意見をもつものが共感し、気軽に参加できる団体になってほしいと感じました。

無論そのためには共産党の息がかかった人物を遠ざけたり、共産党から独立などして、共産党やその他政治的セクトの影響力を排除すべきです。しかし、それを作ったメンバーの中にはそうした言動を快く思わず、改革を否定しようとして、自身とは異なる意見の持ち主を排除する傾向があります。「僕らに逆らうものは粛清する それが僕らの民主主義だ」とツイートしたシールズメンバーがいましたがそうした人物が指導権を握れば、「自由な意見表明」どころか凄惨な内ゲバが行なわれる危険性があります。また提携する団体にも注意しなければなりません。かつて在特会などの「行動する保守」に対抗して、カウンター活動を行ったがしかし、「行動する保守」だけでなく、それにシンパシーを抱くものでも攻撃や脅迫を加えた「しばき隊」(CRAC)のような人物や団体、その言動を拒絶しなければなりません。こうした団体を受け入れてしまうと、手段が目的を正当化してしまい、行動がエスカレートしてしまって収集のつかない状態に追い込まれます。また一般の市民からの支持も得られなくなる危険性があります。新団体を設立するにはこうした危険性を鑑みて行う姿勢が望まれます。

SEALDsの流れを受け継ぐ新団体

古い政治運動のスタイルを破って共感を広げた「SEALDs(シールズ)」。その流れを受け継ぐ新たな団体が17日に発足する。名前は「未来のための公共」。大学生や子育て世代を含む幅広い世代が政治を語り合う場所にしようと、関係者は意気込んでいる。

 学生グループのシールズは2015年5月に結成され、安全保障法制の成立前後に抗議活動を展開。メンバーが互いの価値観を尊重し、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)でゆるやかにつながりながら、政権批判の大きなうねりを生み出した。昨年8月に解散した。

 新団体にかかわる元シールズメンバーの溝井萌子さん(21)は「再結成ではない。発展型です」と言う。立憲主義や市民の政治参加を重視する点は同じだが抗議活動にこだわらず、自由な意見表明に力点を置く。共謀罪の趣旨を盛り込むテロ等準備罪や政府の働き方改革、森友学園なども取り上げるという。初の集会は17日午後7時半から国会前で開く。【遠藤拓】