膨大な林間学校の持ち物リスト

今週も肌寒いスタートとなった。寒国北国のイギリスでは5月とは思えない寒さに別に驚きもしないので、失敗しないようにブーツを履いてダウンジャケットを来て出社して正解であった。

さて、地元小学校に通う10歳息子はもうすぐ誕生日を迎えるために、その誕生日の準備に全力投球したいところであるものの、ちょうど2週間後に3泊4日の林間学校を控えているため、その準備で貴重な土曜日が終わった。

志望者だけが参加すればよいこの林間学校であるが、ほとんどの生徒が参加すると思われ、息子も仲の良い友達と同じ部屋になれるかな、と大変楽しみにしている。

参加費用を入学当時から積み立てているわけでもないので、半年ほど前に一部を前金、その次に残りを支払うという2回払いであり、合計で300ポンド(約43,000円)くらいだったであろうか。ただ、どこの国でも同じだが、家計の問題で林間学校を諦めさせる場合もあるし、未だに残りを支払っていない親もあるようで、早く支払えとの催促のメールが飛び交っている。

準備など、とっとと終わると思ったら大間違いのこの林間学校。3泊4日のくせに、1年くらい住めるのでは、というくらい膨大な荷物のリストに驚愕した。

我々は、イギリスに引越してからも毎年の引越しを余儀なくされ、次にまた引っ越さなければということも想定し、なるべく余分な物は買わないようにしているため、うちの息子は明らかに地元イギリス人に比べれば所有している服や靴などは限られている。

例えば、靴を2種類と、夜用の室内スリッパと、水遊び用の靴など、履物だけでも実に4種類。泥だらけになることを想定して余分にと思っても、毎日別の履物が必要だという勢いなのである。

年中寒空のイギリスで、水遊び用の靴など、この林間学校以外では絶対に履く機会などないに決まっているわけで、普通のショッピングモールでは探すことができず、オンラインで注文するしかないのでは、と今朝同僚にアドバイスを受けたところである。

そもそも、この膨大な荷物を入れるスーツケースとスポーツバックを購入せねば、というところから始まり、1週間分の下着とか、Tシャツ7,8枚とか、最終日のパーティ用の服装(つまりスエットパンツとかトレーナーではないもの)など、留まるところを知らない巨大リストを何度も何度も眺め、ため息の連続である。

しかも、ベッドもないようで、寝袋も持参とあり、バスタオル2枚に、懐中電灯と電池も念のために持ってこい、とか、引越しでもする勢いなのである。

5月だというのに、真冬のように寒いこの国で、海パンを履いて水に濡れる覚悟で楽しくイカダを作る光景が全く描けないのである。無駄になると思っても、おしゃれ用(競泳用とは別という意味)の海パンも念のために買う羽目になった。

新品の服を持ってくるな、と但書があったが、うちはほとんどすべてが新品状態で送り込むことになるのも、かなりイタイ。洗濯が不可能になるくらい汚れたりしないことを祈る。

さて、本日8日月曜から4日間は、小学校6年生が対象の全国学力テスト週間であるため、学校は1年前から、この週は休ませるな、とか遅刻するな、とか事あるごとに父兄に警告していたものである。

遅刻対策のために、朝8時30分に登校させ、学校で簡単なベーコンサンドイッチを用意してくれると聞いている。昨夜から、また例の卒業パーティ用のメーリングリストで、明日は何時に連れて行けばよいか、とか、どんな朝食が用意されているのか、とチャット好きの母親たちが騒いでいた。

フルのイングリッシュブレックファストが出るとか騒がれていたが、いや、しょぼい学校の給食を見れば、そこまでは学校も手が回らないだろうと容易に想像できるわけであるので、うちの息子が言っていた、ベーコンサンドイッチ程度が妥当であると思っている。

さて、その味はどうであろうか。普通の味覚をもった子供が食すレベルにあったかどうか、息子に聞くのが楽しみである。うちの息子は、1年前に、このベーコンサンドイッチが美味しいという情報を、去年の6年生から聞きつけ、ずっと楽しみにしていたのだから。