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休日の雑感

 先日のお休みの日、子供達と近所の公園でキャッチボールをしていました。

 すると、一人の小学生くらいの可愛らしい女の子が我々の様子をじっと見て、そばから離れなくなりました。

 最初は適当に愛想笑いをしていたのですが、私や子供がボールを取れず、ボールが転がっていってしまうと、それを走って取って来てくれるようになりました。

 さすがに悪いので「何年生?」と声を掛けてみるとどうも様子がおかしく、ゆっくり話してみると「4年生…」と答えてくれましたが、最近中国から日本に来たばかりのようでした。

 ご両親と小さな妹と近くの団地に住んでいるとのことでしたが、恐らくは、お友達もまだいなくて、家にいても暇で、外に出て来たのではないかと思われました。

 私は、こういう子に弱く、結局その子もキャッチボールに入れてあげて、しばらく遊ぶことにしました。

 彼女が圧倒的にセンスが良く、特に投げる方のコントロールやスピードは、なかなか目を見張るものがあり、少女野球に入れてあげたいくらいでした。

 1時間ほど遊んで、良い時間になったので時計を指さしてお別れしましたが、彼女については何の心配もありません。

 1年もすれば日本語も堪能になり、お友達もでき、我々がキャッチボールをしていてもきっと目にも掛けなくなります。

 子供にはそういう力があり、特に外国で子育てをしながら暮らすようなシチュエーションではなくても、他の子供の中に入れて一緒に育てていくことを親はもっと考えるべきなのです。

 最近、その観点を失っている親御さんが目立つようになって来ているので、少し心配になる時があります。