「超論暴論」外論〜張本智和、大金星!日本人同士の対決で第一人者を破る快挙である!

いくら両親が中国出身の卓球選手というサラブレッドとは言え、まさか齢13という歴代最年少で日本代表入りをした張本智和が日本の第一人者である水谷隼を破ろうとは誰が思った事であろうか?ドイツデュッセルドルフ市で行われている今季の卓球世界選手権の男子シングルス、日本人同士の対決となった2回戦で張本が昨季ブラジルリオデジャネイロ市で行われた夏季五輪の卓球男子シングルスでで銅メダルを獲得した水谷を下すという大きな番狂わせを演じた。当然ながら、この快挙に日本のメディアが大騒ぎであったのは言うまでもない。

 試合は張本が攻めた。水谷は最初にサーブで揺さぶりをかけようとしたが、見事なまでの対応に彼は逆に揺さぶられてしまう。強打の応酬を制した張本は、しょっぱなから続けて3ゲームを連取し、4ゲーム目は水谷が一矢を報いたものの、結果的に大勢に影響はなく、終わってみれば張本が4対1での勝利と相成った。これには水谷も「残念!」と叫ぶしかなく、会場に来ていた日本人の観衆からは「大喝!」の声も飛ぶ。一方で勝った張本は「あっぱれ!」という声援が飛び交ったという事であるが、同じ姓のお方の影響であったのかどうかは定かではないという。

 勝った張本は「今までやって来た中で、最高にうれしい。勝つ気持ちでいたが、自分が水谷さんに勝ったからと言ってメダルを目指すのではなく、初心に返って1つずつ勝ちたい」と口にした。一方の水谷は「初めての対戦ではあったが、想像以上に1つひとつの技のレベルが高かった。純粋に強い。メタルを目指して挑んで負けた。彼にはぜひメダルを獲ってほしい」と張本にエールを贈ったが、その一方で「彼のためにも、もっと強くなる」と話したというから、切磋琢磨してレベルが上がっていくのは良い事である。

 苦杯を味わった水谷であるが、このままでは終われない。次回は水谷がリベンジするのか?それとも張本の返り討ちか?これからは男子の卓球もおもしろくなっていく。大いに期待したい。